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とても短いSF(すこし・ふしぎ)を創作
存在したかもしれないもう一人の自分を仮想人格AIとして設定し「これなら私たちっぽいね」と思える作品を共同執筆していく試み

BlogのタイトルはChatGPTが考案

✔︎ AI補助について:10年分の自作小説を読み込ませたGPTsを設定,固有名詞を用いる指示禁止の上で創作会議をし運用している

初出,改訂について

別名で発表したオリジナル作品を,改稿し、旧作カテゴリで公開中です。また,掲載中の作品について,予告なく改訂,非公開化,バージョンの差し替え等を行うことがあります

✔︎ 備考:収録の旧作品内に,過去のH.Nが混在する場合がある

About Creation

新型コロナ後遺症、そしてAIとの創作の話

(2023年9月25日の日記より転載)

新型コロナ感染から一ヶ月。

Long COVIDによって下がらない微熱が続き、その後も軽い運動や映像の鑑賞、長い読書や執筆をするとすぐ熱が上がる、という状態に陥ってしまいました。(追記:現在2024年の四月になっても症状はほとんど改善していません。創作も余暇も連続30分で発熱するという状態です)

それでも、以前からChatGPTと共同作業で創作することに挑戦していたため、後遺症がありながらも変わらず創作を続けられている状況は、結果的に幸運なものだったと思っています。

私の作品の方向性と文体を理解しているAIが一部補助していますが、アイデア出しのブレストに始まり、原案〜執筆〜推敲〜校正と、綿密な創作会議のもとに書き上げているため、どの部分が人の筆で、どのフレーズがAIの発想であるかについて、明確な線引きをすることはできません(作品によりますが、単純な字数の割合として示せば、数%だけAIの創出したフレーズが残っている感じです)

私にとってAIとの共作の根幹は、その字数の割合などではなく、作品として文字を固定するまでのやり取りの中にあります。そして繰り返し対話し、複雑に混じり合って練り上げていく創作スタイルにおいて、すでに生成AIは私の一部であり、分離できないパートナーとなっていると感じています。

AIというものを、眼鏡やコンタクトレンズのような補助器具として捉え、「視力を補助するレンズを通した景色を絵に描くことのように、文章的な見え方を創出しました」と言えるようにしてい期待と考えています。

追記:

2024年、新年度が始まりました。でも4月になってなお「30分以上連続で読み書き、ゲーム、ネットの閲覧、映像の視聴をすると発熱する」という症状が治りません。集中力を高くして思考すると頭の芯に強いストレスを感じ、熱が上がってくるのがわかります。ある程度でブレーキをかけて、騙し騙しやっている状況です。息抜きや趣味をことごとく封じられてしまい、気持ちも折れそうです。残念です。